
当記事は、オンラインカジノサイトの利用を勧めるものではありません。
オンラインカジノサイトを日本国内で利用することは、賭博罪や常習賭博罪に該当し、違法です。
逮捕される可能性があるだけでなく、日本国内で利用することが違法であることを逆手にとり、詐欺行為を行う悪質なオンラインカジノ業者が存在しているため、くれぐれもご注意ください。
悪質なオンラインカジノ業者による詐欺の被害が後を絶ちません。
そこでこの記事では、悪質なオンラインカジノサイトによる詐欺被害を防止するため、ライセンスについて解説していきます。
目次
オンラインカジノにおけるライセンスとは
オンラインカジノを合法的に運営するためには、カジノ合法国が発行する運営許可証であるライセンスの取得が必要です。
実はこのライセンス、国によって審査基準が異なるため、「ライセンスを取得している=安全」というわけではないのです。
そこで、ライセンスの安全性について、詐欺被害のリスク別に分けてご説明します。
詐欺被害に遭うリスクが低いライセンス
取得難易度が高く、詐欺の被害に遭うリスクが低いと考えられるライセンス4つをご紹介します。(順不同)
- MGA(マルタ共和国)
- UK Gambling Commission(イギリス)
- HM Government of Gibraltar(ジブラルタル)
- gov.im(マン島)
取得難易度が高いライセンスを持っていたとしても、詐欺の被害に遭う可能性が全くないわけではありません。
また、ライセンス取得を騙る悪質業者も存在するため、くれぐれもご注意ください。
MGA(マルタ共和国)のライセンス
マルタ共和国が発行するMGAは、取得難易度が非常に高いライセンスと言われています。
MGAは、最も評判の高い管轄区域の一つとしてマルタの地位を維持することをビジョンに掲げており、公平かつ安全、消費者の利益を保護することや犯罪から守られることを重視しています。
また、ライセンスを取得する企業に関連する全ての企業が審査対象となり、基準を満たしているか判断されています。
そのため、MGAのライセンスを取得して運営しているオンラインカジノサイトは、詐欺の被害に遭うリスクは低いと考えられますが、日本国内でのご利用は違法なのでご注意ください。
UK Gambling Commission(イギリス)
イギリス政府が発行するUK Gambling Commissionは、取得難易度が高いライセンスとして知られています。
プレイヤーの資金保護も徹底されているため、利用者にとっても安心といえるでしょう。
また、運営元者の身元証明や財務状況、運営に関わる人物や組織に犯罪歴がないかなど、厳しく審査されます。
そのため、UK Gambling Commissionを取得しているオンラインカジノサイトは、詐欺の被害に遭うリスクは低いと考えられますが、日本国内でのご利用は違法なのでご注意ください。
HM Government of Gibraltar(ジブラルタル)
イギリス領のジブラルタル政府が発行するライセンスは、取得難易度が高いライセンスとして知られています。
ジブラルタルのライセンスを取得するためには、ジブラルタル島内に実店舗があり、ジブラルタル内で銀行口座を開設している必要があります。
また、事業計画書や資金証明の提出、毎年申告書を提出する必要があるなど、徹底した条件のもと発行されています。
そのため、ジブラルタルのライセンスを取得して運営しているオンラインカジノサイトは、詐欺の被害に遭うリスクは低いと考えられますが、日本国内でのご利用は違法なのでご注意ください。
また、正式に認可を受けている事業者は、下記のURLから確認できます。
HM Government of Gibraltar公式HP
https://www.gibraltar.gov.gi/finance-gaming-and-regulations/remote-gambling
HM Government of Gibraltarライセンスの取得を謳っているにもかかわらず、一覧に事業者名がない場合は詐欺業者だと考えられるため、くれぐれもご注意ください。
gov.im(マン島)
英国王室属領のマン島政府が発行するライセンスは、取得難易度が高いライセンスとして知られています。
gov.imのライセンスは、利用客の資金を完全に保護するシステムを導入しています。
また、マン島の賭博監督委員会から承認された第三者委員会によって、ゲームの公平性を確認するため完全ランダムでゲームをテスト・監視されています。
そのため、マン島のライセンスを取得して運営しているオンラインカジノサイトは、詐欺の被害に遭うリスクは低いと考えられますが、日本国内でのご利用は違法なのでご注意ください。
認可を受けていないにもかかわらず、gov.imライセンス取得を称していた事業者は以下から確認できます。
詐欺被害に遭うリスクが高いライセンス
取得難易度が低く、詐欺の被害に遭うリスクが高いと考えられるライセンスをご紹介します。
- Curacao gaming license(キュラソー)
- PAGCOR(フィリピン)
- パナマ・コスタリカ・ベリーズ
- 無登録事業者
Curacao gaming license(キュラソー)
オランダ領のキュラソー政府が発行するライセンスは、取得難易度が低いと言われています。
ですが近年、マルタなどの厳しいライセンスからキュラソーライセンスへ切り替えるオンラインカジノサイトが増えています。
オンラインカジノで仮想通貨の普及が広がっていますが、取得難易度が高いライセンスでは仮想通貨が取り扱えないことが要因となっているようです。
そのため、Curacao gaming licenseだからといって一概に詐欺被害に遭うリスクが高いとは言えませんが、リスクを避けるためには利用を控えた方が良いかもしれません。
また、日本国内での利用は違反のため、ご注意ください。
PAGCOR(フィリピン)
フィリピン政府が発行しているライセンスは、信頼度に欠けるライセンスと言えるかもしれません。
なぜなら、フィリピン大統領によるカジノ運営方針が定まらないからです。
また、ライセンスを取得した業者による犯罪の温床になっているという指摘もあるため、PAGCORライセンスを取得しているオンラインカジノサイトは利用しない方が安全と言えるかもしれませんが、日本国内でのご利用は違法なのでご注意ください。
パナマ・コスタリカ・ベリーズ
発展途上国である中南米で発行されているライセンスは、お金を払えば誰でも取得できるといわれています。
第三者機関による監査や、顧客の資金保護などはありませんので、詐欺被害に遭うリスクはかなり高いと考えられます。
そのため、これらのライセンスを保持しているオンラインカジノ業者は、利用しない方が良いでしょう。
また、日本国内での利用は違反のため、ご注意ください。
無登録事業者
カジノ合法国が発行しているライセンスのうち、どのライセンスも取得していないオンラインカジノサイトは非常に危険です。
詐欺の被害に遭うリスクが非常に高いため、絶対に利用しないようご注意ください。
また、日本国内での利用は違反のため、ご注意ください。
オンラインカジノ詐欺の被害に遭った場合は?
合法的に運営されているオンラインカジノサイトもありますが、中には悪質なオンラインカジノサイトによる詐欺被害が急増しています。
そこで、オンラインカジノ詐欺の被害に遭った場合の返金請求の可否について解説します。
オンラインカジノ詐欺被害の返金請求はできる?
「日本国内でオンラインカジノを利用することは違法だと分かったうえでオンラインカジノを利用し、詐欺被害に遭った場合の返金請求は難しいでしょうか?」というご相談を受けたことがあります。
結論からお伝えしますと、オンラインカジノ詐欺の返金請求はできる可能性があります。
まずは一度、返金請求に強い当弁護士事務所までご相談ください。
オンラインカジノ詐欺の手口や返金方法は、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、あわせてご参照ください。
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オンラインカジノには要注意!
この記事では、オンラインカジノのライセンスについて解説しました。
オンラインカジノを日本国内で利用することは法律で禁じられていますので、くれぐれもご注意ください。
ですが、日本国内で利用することが違法であることを逆手にとり、詐欺行為を行う悪質なオンラインカジノ業者が存在していることも事実です。
そのため、オンラインカジノ詐欺の被害に遭ってしまった場合は、まずは一度、返金請求に強い当弁護士事務所までご相談ください。
依頼者様の大切なお金を取り戻すべく当事務所の弁護士が全力を尽くします。
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